あらしのよるに。

ほのぼのなのに深い。

そんな重い映画の後に、借りた本を読む。「あらしの夜に」。


優しさ。ジワっとする。心わしづかみ。お互いの違いを認めるどころじゃない。捕食の関係になる生き物と信頼し合っていくなんて・・・。感動的。


それに比べて、人間は同じ種族同士でなぜ戦うんだろう?食べなければならない相手ではないのになぜ殺し合わなければならないんだろう?


そう思うと、生きるために必要ではないのに殺すというのは断固反対!って気がする。釣りとか狩猟とか毛皮とか・・・。でもそう考えたら、植物だって生きている、ということにもなり、自分がオリに入れられて見物される存在だったらどれだけの屈辱なのだろうか?ということにもなり、難しくてわからなくなってしまう。人間より高等な宇宙人が来て、今人間が他の動物にやっている残酷なあれこれをされても、何も文句は言えない。それだけはわかる(笑)