みんないろいろ。

いかなごいただきました(^^)

最近のさまざまなエピソードを聞いて。


お付き合い一年記念日に入籍した友達。
ものすごく美しくてモテモテなのにエライ目にあった友達。
思い切って出したお店が順調で彼女もできて2軒目を出すという友達。
付き合い始めて3か月で電撃結婚した友達。


そして阪急電車を観て。みんなそれぞれドラマがあるな・・・というところで、考え込んでみる。


何事もなく波風も立たないお付き合いなんて絵にかいた餅?みんなそれぞれが主人公のドラマでいろんなことが起きてるなー・・・。結婚しても、10年経ってもやっぱりわかり合う努力をしているし、話をしないことですれ違ってトラブルになったりしているし。仲良しカップルほどよく会話している。よく一緒に出かけてる。いろんな形があるけど。


お付き合いでも結婚でも、向き合うことを諦めたときに終わっちゃうんだろうな。実質でも、家庭内別居でも。どれだけドンと構えて、自分の許容範囲を広げる努力をしていって、どれだけ踏んばれるか。そうすることで人としても成長する。育児なんかもそうだろうな。「育自」でもある。


最初からカンペキにぴったり合う人間がいるわけがない。違うからこそ惹かれるし、興味をもったのだし。もちろんすべてを真正面から向き合ったらしんどいし、違う人間同士が完璧にわかり合うことは永遠にないから、だんだん付き合っていくうちに立ち位置とかお互いの居心地のいい距離感がつかめてくる。それを模索していく努力をあきらめないこと・・・。手放してしまうのは簡単だけど、それじゃいつまでたっても何も変わらない。


彼がいないときってものすごく心が平穏で、感情が凪いでいて、それはそれで居心地がよかったりするんだけど(「隠居生活のお爺さんみたい」って言われたけど)、なんというか、いつでも自分を気にかけてくれる人がいないという寂しさもある。


それに、やっぱりこれまでの人生って、付き合ってきた人によってひとつずつ学んで許容範囲が増えてきてた。それがなかったら今の私はないもんな。最初はホントに無償の愛みたいな安心をもらって、それで踏み出せた。メチャクチャだった私なのに。ありがたいことだな・・・そのときの私にとって必要な方だったんだろうな。今の私は彼を選ばない。今の彼は私を選ばない。そんな気がする。


昔よく思っていたこと。
「恋愛は人間が生きていくうえでの不可欠なビタミン」
ないと味気ない。でも友情よりも強い気持ちをもつとそれだけ感情の起伏も激しく不器用になっていろいろしんどかったりもする。うまくバランスを取れたらいいけど、みんなも(上手にできてるように見えても)いろいろ悩んでるし。悩んで考えるからこそ、人間が大きくなるのかも。何もなかったら、自分の好き勝手にはできるけど、学ぶことができなくて、自分を好きになることもできないかも。何か変わっていったら自分を褒めてあげたくなるし(笑)


穏やかにラクチンに一緒にいられて、でも向き合うべきことには一緒に建設的にFace Up toできて共に成長できる。そんなのがいいな。そうしていこう。