デスノート
遅ればせながら金曜ロードショーでやっていたので、前編と後編続けて観ました。原作コミックは大ベストセラーなのだとか。ストーリーは少年漫画っぽいのでそこまで「え!」「ひぇ!」みたいなのはないんだけど、それよりも主役の二人。
藤原くんはこういう、ただの善人じゃないけどただの悪いヤツでもない、ストイックで狂信的!みたいな役柄ぴったり。だんだんエスカレートしていって(あれれ)って思うけど、悪いだけでもなくすごく複雑な人格。平凡な役は似合わないかも・・・なんか腹にイチモツ持ってるような役柄がうまいなぁ。しゃべり方が舞台口調なのはわざとなのかな?神がかってるかんじ・・・。
松山くんはこれもまたすごい!天才っぷりが板についてます。息継ぎが絶妙でエキセントリックなムードがより強調されてました。
二人の主人公のどちらかが平凡に演じてしまったらストーリーが壊れてしまうから、この二人でよかったんだろうなぁ。(まさに「二人の王女」のマヤとあゆみさん・・・)二人のかもし出すムードってホント独特。相乗効果で絡み合っていく演技力に感動してしまっったわぁ。
松山くんの平清盛、ちょっと楽しみになってきた〜。最近の大河の風潮、「ホームドラマ風、大げさな演技」というところからちょっと路線の違う硬い骨太な作品につながることを期待しています!