城壁→イズミルへ

また美味しい朝ごはんを食べてから、ドルマバフチェ宮殿かテオドシウスの南城壁(イエディクレ)か迷い・・・RPG好きな私のっ!中世モノ映画好きな私のっ!希望を飲んでいただき、城壁へいくことになりました。


9:00 ドアの閉まらない国鉄


それというのもホテルの最寄り駅から4駅でいけそうだったっていうのもあるんだけど。近代的なトラムヴァイと違って、このこ、国鉄は・・・。スゴイ。駅も寂れているが、電車もサビついていて、ある電車は運転席の窓ガラスがバリンバリン(割れ落ちてはいないものの、割れ落ちる寸前ぐらいのひび割れ)、ドアは、動いている間も常に開いておりまーす♪(しかもドアのところにガッツリ立ってます、皆さん)サンフランシスコの路面電車のような気持ち?いや、スピード違うし。たまに閉まっているドアもあるんだけど、女の力じゃ開かないくらいの固さ・重さ。男の人が開けてくれるのですが(バカ力で)、こういうことをしてるからだんだん開かなくなるんだなーと納得でした。

アジア人はひとっりも乗っていないから、ちょっとひよっておりました。そういうなら、今回はツアーじゃなくて単独行動だから、あんまりアジア人に遭遇しないなぁ。トルコ人の客引きはJapon大好き(いろんな意味で)みたいだけどね。


10:00 城壁で過去に思いを馳せる


さて、ドキドキしながらイェディクレ駅に到達、どんなとこかと思ったものの。あんまり有名観光処ではないためか・・・貸切っす。けど、すごかった。『イェディクレ』とは『7つの塔』という意味を持つ要塞。テオドシウス帝の時代に造られ、要塞化された。オスマン朝時代は捕虜の収容所としても利用されていた場所とのこと。

手すりのない恐ろしい高い階段を上り、城壁から眺める海も、市街も素敵。でも捕虜たちはどんな気持ちで眺めていたんだろう・・・(って空しか見えないって!?)今はがらんどうの塔。その中も入れるので上までいって、真っ暗な階段を下りたり・・・。日本だったらぜったい照明つけるし、『キケン ハイルナ』標識のありそうな場所とかたっぷり。この国では『気をつけなくて怪我したアンタが悪いんじゃないの?』ってことになるのだろうな。あの電車にしても。


12:00 ホテルから空港へ


なんとも言えない不思議な過去の空気を吸って、またドアの閉まらない国鉄でホテルに戻り、ちょっとロビーで休憩して、例の石畳の上り坂をスーツケースを引きずって上っていきました(でも道に迷わないので早かったかも)。
現代トラムヴァイに乗って、空港・国内線出発ロビーへ。チェックインのときに、なんかが起こったんだけど、ナンダ?トルコ語で意味わかんねぇ、って思ってたら、前に並んでた子供づれのお母さんが『機械が壊れたからあっちへいけって』と教えてくれました。んで、またイチから並ぼうと思っていたら、その女性が『彼女たちもあの壊れた方で並んでたのよ』とグランドホステスに伝えてくれたらしく、ショートカットでチェックインできることに。いい人だ・・・感激。旅の優しさに触れました。


15:10 イズミル

OHY054イスタンブール・アタチュルク空港(IST)→イズミル・アドナンメンデレス空港(ADB)

わぁ、Japaneseはおろか、他一人もアジア人が乗っていないぞぉ。


16:30 バスの名前!!!


これから交通に関する名前で苦労することになります・・・
まずはハワシュ(リムジンバス)を探してイズミル市街地へ。
スイスホテルに着いたら灼熱!!また、ホテル探しで迷子になりフラフラ。初めて行くところは地図を見ても方向感覚がわからんのです。特に、5差路とかあるとどれがどれかわからなくなり・・・。
で、なんとか地図に近いところにホテルを発見し、チェックイン。ふぅ。


17:00 イズミル滞在中のプラン考案


また現地ツアーを聞くけど、高いのよね〜。

ペルガモン 85ユーロ(←バス24TL)
パムッカレ 150ユーロ(←バス40TL)
エフェス 70ユーロ(←バス20TL)

どうしたものか。
今回2回目の希は名所と言われる場所よりは別の場所に行きたいらしく、個人行動になるし・・・バスは不安だ。バスチケット売り場でも、イスタンブールよりも英語が通じない。わぁ〜大変。がんばって、トルコ語会話帳で大事な言葉を覚え、会話する時は指差し!

とりあえず、ベルガマはIzmirのオトガルにいってチケット買って・・・ってオトガルってなんじゃい!?って後から考えると、トルコは大抵、オトガル(バスターミナル)は市街地にはなく、市街地からちょっと離れたところにある(日本では大抵大きな駅のそばにあるからちょっと理解に苦しんだ)らしく、そこまで市バスかなんかで行って(20分くらい)ってことだったみたいです。

次の日は二人でがんばってバスに乗ってベルガマに行き、その様子で個人行動をバスにするかツアーに参加するかを決めようということになりました。


19:00 食堂ご飯


キレイな食堂がいっぱいあるよ、とホテルの人に言われた海のそばには歩く気力がなく、ものすごく、ものすごぉーっく庶民的(トイレがもぅ×△■?*)な食堂でケバブ、トマトと肉(ドマテス・ケバブ)&ナスと肉(パドゥルジャル・ケバブ)を注文。ザックリで虫ついてそうな雑草みたいのが入ってるサラダやら(ひぇー)、特大ナンやらギョズレメやらどんどん出てきて、とても食べきれません。希から『食べ物を残さないのは環境破壊防止の一歩』と教えられた私、二人でがんばりましたがギブアップ。オェップ。適量がいいよ。。。


5Lの水買って帰る。