イスタンブール旧市街

※写真も見てやってもいい、って方、メール下さいませ。

7/18、お初関空へリムジンバスで向かい、希と合流し、閑散とした関空から旅行代理店も戦々恐々なトルコ航空機に乗り込みました。

ドキ、ドキ・・・


22:30 トルコ航空 便 関西空港KIX)発


って離陸時の機内照明がピンクとブルー!(悩ましい)
上昇中機体がバリバリィっ!!!(こ、こえぇ・・・。汗)
上昇時、降下時、ユラユラ〜っ!(マジ前見てる?)
その代わり、機内セットが充実(アイマスク、耳栓、靴下、靴べら、歯磨きセット、スリッパ入り。もらえないけどフリースブランケット温かい。)
機内食、メインの肉はかなり「・・・(微妙)」でもパンや果物がふんだんで美味い。
希は映画を観ていたけど、飛行機でなかなか眠れない私、1分でもいいから眠ろうとアイマスクや羊を数えてなんとか少し眠れました。


7/19 5:30(日本時間11:30)
イスタンブール・アタチュルク空港(IST)到着


少し眠れたので、まだ元気。あまり時差ぼけ気分がない。よっしゃ。
しかし動かず2食食べたので胃が重い・・・
朝もやの美しいイスタンブールでございます。
耳の奥には『異邦人』のメロディが・・・。

さて。


7:00 ホテルへの道


スーツケースを抱え、えっちらおっちら電車を乗りついで(ハフィフメトロ→トラムヴァイ)、スルタンアフメッド駅へ。
朝もやの中、迷子になりながらホテルを探す。
スーツケースが動きにくい石畳の素敵なプチホテル街を通り過ぎ、地図によると寂れた危険そうな地域へ入ってしまい、かなり焦る。
二人の協力のもと、ついに(プチホテル街の一角に。)ホテルを発見。よかったぁ。
お部屋は狭いけど、清潔できれい。
オネェさんもきれい。
スーツケースを置いて一段落。
本日は大物建物見学であります。


10:00 トプカプ宮殿


トプカプ宮殿は、アジアとヨーロッパを結ぶ、ボスポラス海峡を臨む小高い丘に建てられています。15世紀の半ばから20世紀初頭にかけて強大な権力を持っていたオスマン朝の支配者の居城として建設されたそうです。

すごいな〜昔の宮殿ってすごい。こんなところに、王様がしゃなりしゃなり、正妻や妾があちらこちらでしゃなりしゃなり・・・。そういうのを想像するだけで不思議な気持ちになります。


12:00 お昼はギョズレメ


さて、広い宮殿を巡ってヘトヘトになり、トプカプ宮殿付近で、ベールを巻いて蕎麦打ちみたいにクレープを焼きまくっている女性のお店でギョズレメ(クレープ)とアップルティーを飲むことに。ソファのゆったり席でしばしの休息・・・って希、マジ寝してるし!


14:00 地下宮殿(Yerebatan Sarnici)


さて、少し元気を取り戻して地下宮殿へ。こんな市街地の地下にこんな場所があったんですねぇ。
この地下宮殿は、4世紀から6世紀、コンスタンティヌス帝かあらユスティニアヌス帝の時代に作られた貯水池だそうです。巨大な水がめ・・・をなぜ宮殿と呼ぶのか?それは、美しい柱(コリント様式)や謎めいて横たわるメドゥーサの顔のためか。神秘的な気分になりました。


15:00 ブルーモスク


涼しい地下宮殿からまた外に出て、今度はブルーモスクへ(中心地にある巨大モスク)。イスタンブールといえば、ココとも言えるかも。
大きなドームの天井には美しい絵が、窓にはステンドグラスが、そしていくつものランプが掲げられています。その下で、靴を脱いでじゅうたんで上がる場所で信者たちが熱心にお祈りをしています。

そんな場所に一般人も見学で入れてくれるなんて(しかもタダ)肝っ玉がおっきいです。(教会のようなものか・・・)

微妙〜な(ゴム味の)トルコアイス(ドンドゥルマ)も試しつつ、コンビニ(Dia)で水やジュースを買い込んでホテルへ。ぐったり。シャワー浴びて気を取り直す。


20:00 夕食はキョフテ


トルコの夜は遅い(やっと8時半ごろから日が落ちる)。いつまでも日焼けを気にしなきゃいけないし、ジリジリ暑いし、夜になった気がしない。
夜は希の友達のKadirとキョフテ(ミートボールみたいなもんか?)を食べに。
シシケバブ食べたい』って行ったら、よっしゃ!!ってキョフテ屋に連れて行かれまして・・・ん?私の印象だと鉄の棒に刺した肉のイメージでしたが・・・ま、鉄の棒を外せばこんなもんか。

夜のイスタンブールの中心地、スルタンアフメットはこれまたびっくり!!ものすごい人です。一体どこから沸いてきた!?コンサートがあるん!?という大賑わいです。昼間は多かったお水やとうもろこしの屋台の代わりに、スイカやパイナップルを売る屋台が。

そんな中・・・突然の大音響の・・・これは、お経?(いえ言い方は違うのでしょうが・・・)ブルーモスクから発せられているのか、突然お経のような歌が街中に響き渡り、なんともいえないエキゾチックな気持ちに。異世界にいるような不思議な気分になりました。

そして、私がすごーく見たがったセマーというクルクル踊り(人がずーっとくるくる回り続ける踊り)をオープンカフェでしていたのでしばし見学。Kadir曰く、『ああやって手を伸ばしてクルクル回っていくことで神に近づいていくことを意味してるんだよ』だって。そんな意味があったなんて。とより神秘的な気分になりました・・・。

んで、即寝。