ホームシック

ときどき、つらいこと(たいていが大したことはないんだけど)があると猛烈な孤独感に襲われてしまう。家探ししているときは、ものすごいストレスで、そのストレス解消の手段である『食・喋・酒』が叶わなくてけっこう頻繁になっていたけれど、引っ越してからはあまり感じることが少なくなってた。


今日も大したことはないんだけど、ちょっとしたきっかけ(まだそこまで親しくない友達に時間をつぶすのに付き合ってもらわなければならない状況、とかそういう小さいこと)ですごくさびしい気分になって、SATCのドラマを観たら楽しい分だけさらにブルーになってしまい・・・でもこのまま家にいてドラマを観てたらこの悶々が解決しない、と思い、がんばってお外に。


こちらでも少しずつオトモダチができてきたけれど、やっぱりそんなに気を抜かずにしゃべれる、いられる子はまだまだ少ない。それよりも、道に迷って助けてもらったり、私が友達がいないことを気遣ってくれたり・・・。もちろんイヤイヤではなくて親切心でしてくれるんだけど、なんだか申し訳ない気持ちになってしまう。


向こうにいたらなんというか対等にダラーっとテキトーなかんじで楽しくできているのになぁ、と。でも、それって、やっぱり新しい土地にいったらみんなが乗り越えるべき道であって、なんというか、そういう親切をもらって、また元気になって、また人に返して、って巡り巡るものだし、私も逆だったらそうしているつもりだし・・・とわかっているはずなのに、ときどき無性に苦しくなってしまうのです。


結局は、梅田で迷子になって心細くなったり動揺したけれど、みんなが合流してきて、いろんな話聞いてゲラゲラ笑って、「気にしてても解決しないか」って思えた。やっぱりつらいときは、ムリクリにでもお外に出たほうが解決する気がする。