エスパーニャ・カンピオーネ
いよいよ決勝。
あと1試合で終わると思うとさびしい気持ちでしたが・・・。
◆決勝 スペイン×ドイツ
で出し、勝負強いドイツに憶病になっていたのか、固い動きでパス回しができなくなり、ドイツにボールを取られまくり。
でも、イニエスタがシュートを(外れたけど)したことで、いつものスペインのペースを取り戻し、先発の『4人の創始者』が上手にパスをつなぐように。そして、第2のルカトニ(リーグでは得点しまくりなのにEUROでは何度もチャンスがあるのにゴールがなかなか決まらない)になりそうだった、プレミアリーグで激しいフィジカルと速さと技を磨かれた貴公子・トーレスが、ついに決めました!DFを超っ早で追い抜き、GKを飛び越えてゴール!!
その後手堅いドイツはシュートを打たなければならなくなり、試合が動く。バラックが流血したり(ヘディングで目の脇を切った)、ポドルスキーとシルバがけんかになったり(頭突き!?)、ゴールポストに当たったり、ドラマがいろいろありました・・・が、結局トーレスのゴールが決勝点となり、タイムアップ。
狂喜乱舞のスペイン選手たち。
ぼー然とするドイツ選手たち。
美しいサッカーをする、無敵艦隊と言われながらも優勝には遠く手が届かなかったスペイン。44年ぶりの優勝。
そして大きな大会では必ずシルバーメダル(=2位)のバラック。
前回は、伏兵ギリシャが手堅く優勝。ガチガチ守備的サッカー、つまらんーと思っていたけれど、今回勝ち上がってきたのが、攻撃的な国ばかり。スペイン、オランダ、クロアチア、ポルトガル。見ていて楽しいサッカー。
若いチーム(スペイン、オランダ、ロシア)が勝ちあがり、ベテランチーム(イタリア・フランス)が苦戦した・・・経験よりも技を兼ね揃えた体力がモノをいう時代なんでしょうか、今のサッカーは。
ホント、決勝にふさわしい、ハラハラドキドキ、そして誰もが納得できるスペインの圧倒的な強さで優勝!!!2002年W杯はメチャメチャな誤審で雰囲気をつぶされ、EURO2004では開催国ポルトガルをダークホースのギリシャがヤな感じで破り、2006年W杯は引退のジダンがマテラッツィを頭突きして後味ワルぅい終わり方・・・。今回はなんてフェアプレーで気持ちのよい決勝だったんだろ(そりゃもちろん応援してたスペインが優勝したこともあったけどさ)。
<これも備忘録>サッカー暦○年M氏の総括
・フランスの世代交代が必要になったこと
・イタリアの強さが(なぜ)なくなったか
・トルコの強さは本物かどうか?
・オランダは不覚?
・イングランドが出ていなかったことが残念
・もっとC.ロナウドを見たかった
そろそろ、この熱い宴もお開きです。
どのサッカー大会よりも大好きなEUROが終わってしまった。また4年、待つのかー。
あの、今度はスペイン語・・・・・・。