何故史学?

日本のいいところを探す旅



日本の自虐史観歴史教育を受けてきた私は、本当に日本のことを軽蔑し、呆れてきた。もちろんいろいろな意見があると思うけれど、悲しいことに自分の国が嫌いだった。
でも、去年アメリカ人(東京在住10年)に、酔っ払った勢いで「日本は世界で一番最低の国。」と言われ、なんで外国人にこんな言われなあかんの、と脳天勝ち割られ、でもその当時は、私も日本のことを蔑んでいたし、日本史も全然知らなかったから、反論することもできなかった。
でも、かなり悔しかった・・・。


何故日本はWorst Countryなのか、(なら日本から出て行けと思うが)彼のいう理由が知りたかった。それにはまず私が歴史を知らなければ。そう思って、簡単な本から読み始めた。
昔から海外永住が夢で、でも留学もしたことなく、英語も中途半端。外国人を知れば知るほど、文化の違い、母国語の違いについて、島国根性でどう対応したらいいのかわからず困惑してきた。その文化を知るためにも、自国の歴史、そして世界の歴史を知った上で異文化の勉強をしたい。それがもしかしたら海外に住むことへの長い回り道かもしれないし。


というわけで、英語も勉強したかったのだけれど、「英文学」はあまり興味がなかったので、暗記が苦手で歴史が苦手だった私なのに、無謀にも大学では「史学」を選ぶことに。とてもマニアックなのだよなー。はっきりいって歴史を学んでも具体的に仕事に役立つ資格が取れるわけでもないし。(ここ数年資格オタクしてきたけど、それが転職に役立っているわけでもないが)

でも・・・歴史・文化も今のところ、知れば知るほど、異文化で仲良くするのなんてムリなんじゃないかと思う。お互いの文化が根底にあって、相容れない。まだまだ勉強不足だ。


早く大学のレポート完成させなくては!今年は日本史Year。