買いすぎる・捨てられない心理

なぜ今ブームなのか?

2級取ってから、何度もキャンセル待ちNGでやっと受講できた収納講座1級。休暇のタイミング超悪いけど、数か月前から予約してたから・・・開き直って受講。


いろいろな分野で活かそうとしている皆さんの熱気がすごかった。ホントに今ブームなのね〜。モノを渇望していた時代ならきっと整理とか断捨離って言葉にも上らなかっただろうな。モノがあまり、お金さえ出せば何でも買える今だからこそ、こんなに人気になる。


高度成長期には公害も気にせずガムシャラに工業化していたけど、豊かになった今は環境問題を気にできるようになった、みたいな。時代が豊かになったからこそなのかもしれない。


モノを買いすぎるのも、モノを捨てられないのも、それが病的になり日常生活を圧迫するようになる場合は、心因が深いところにあるので精神科や臨床心理士の分野だそう。そんな話も聞いたかな・・・。


そこまではいかないけど、「どうにかしたいのにどうしたらいいかわからない」・・・という方に寄り添って、一緒に話しながら気付いていき、お家がすっきりすることでその方が居心地良くなって、かつそれを継続できるようなお手伝いをしていけたらいいな。


買う、もらうことでモノは増え(生産)、捨てる、あげることでモノは減る(消却)。10生産したらいつかは10消却する必要あり。そうしないとモノは増え続けてしまう(環境問題と同様)。モノを持っては死ねないし(それか自分の死後 周りに多大な迷惑をかけることにw)。


モノを捨てることに重きを置くようになると、買えなくなる不思議な相乗効果。なぜなら捨てるのはものすごぉぉーーーーく罪悪感を伴うから。だから本当にほしいかどうか吟味しないと買えなくなる。10でなく3生産なら3消却。それはムダな出費も防げるし、モノがない分整理の時間も減るし(10生産したらさらに10の整理を考える必要があるから)、いいことばかり。


よく言われているけれど、「モノがすっきりすると心もすっきりする」 って私自身すごく感じる。心の整理⇔モノの整理、という原理があるらしい。やっぱりお家は人生のベースだから。お家がすっきりしていたら、生活も気持ちよく過ごせるような気がする。もちろん人それぞれの価値観に沿った形でのすっきり感は千差万別だけれど。


なんでも手に入る今だからこそ本当に大切なものを見極めることの大切さ。
そして今持っているものを本当の意味で大切に扱ってあげたいな。
そしてそれがエコにもつながる。