生きる意味?

御影クラッセでちょっとお茶。

御影の山の上の介護付き老人ホームへおばあちゃまに会いにいきました。
会いに行くたびに機能がひとつずつできなくなってきてる。
歩くこと。
しゃべること。
そして今回は飲み込むこと・・・。
96歳。


会いにいくと、じーっと天井を眺めて、反応はない。誰がきたということもわからず、無表情。
何を考えてるのかな・・・・
表情がないから人としてダメというわけでもないし、何があるから人としてダメなんてないだろうけれど、それでも、こういう状態で生きていることについて、目の奥が熱くなってしまう。


苦痛もないけれど、楽しいこともない。ただ、生きながらえさせられているような状態・・・。だからといって早く天寿をまっとうしてほしい、というわけでもないのだけれど、なんというか、やるせない。野生動物の生態ドキュメンタリーを見ていても感じる痛い気持ち。それって人間の自分中心的な勝手な思い込み、エゴなのかもしれないけど・・・。


おばあちゃまも波乱万丈の人生、いろいろとやりたいことをやりつくして今に至るのだろうけれど、私たちもいろいろな行動ができるうちに、食べたいものを食べ、行きたいところにいかないとな。やりたくでもできなくなってしまう前に、今を大切に生きなければ。