「もったいない」の定義

ガラクタだらけ?

借りていた断捨離を読んだ。
断=必要なものを買う、吟味する
捨=ガラクタを捨てる、売る、ひとに使ってもらう
離=執着から離れる
ってことのようです。
この本の要素は納得できることばかり。というか論理は知らなかったけど実践していることも多い(笑)


ただ、収納術を誇張してる?のかなー?と思うところもある。
「収納術とは今あるものをそのまま収納グッズを買っておさめること」
というのは、違う。ムリだし(笑)。この前の講座でもゆってたけど。

  1. まずは不要なものを捨てる
  2. 残ったものを種類別に整理する
  3. 使う場所に取り出しやすくしまう

というステップを踏まないと、物理的にモノの溢れてる家で収納ワザを使ったところで、限界ありますって(笑)


ちょっと極端かなーと思うところもあるけど、このくらいのショック療法的な荒療治じゃないと捨てられない症候群は治らないのかな?


収納の本でいうところのアクティブ領域が多いパターンを推奨しているのかな?
えっと・・・収納術では<ヒトとモノの関係>は下記に分かれます。
・アクティブ領域(今すぐに使うモノの領域)
・スタンバイ領域(モノがすぐに活かされるように待機している領域)
・プロパティ領域(モノがすぐに活かされない所有しているだけの領域)
・スクラップ領域(モノが活かされる状態になく捨てるのを待つ領域)
そして、スクラップ領域のものをまず捨てよう、プロパティも考えて捨てよう、スタンバイ領域を使いやすく収納していきましょう、というのが収納術。


でも、断捨離では、さらに、アクティブ領域以外は思い切って捨てちゃいましょ!というような考え方。一番シンプルだけど、使用しないものはどんどん捨てて、でも必要になったら買うを繰り返すのでお金がかかる。要はモノの回転が速いってかんじかな。もちろん、断捨離をすることによって、買うことを吟味するようになるから、必要でないものは買わなくなってはいくはずだけど・・・。


でも、「不要なものを取りこんでおくな!」には激しく同意。


そして、もったいないの意味。
「捨ててしまうのはもったいない」って今まで思ってたけど、
「使ってあげないのはもったいない」
は、なるほど〜って思ったわ。「お渡りのない大奥の側室状態」(笑)


とっても気に入って買った服など、もったいなくて着れなくてやっと着れた3シーズンあとくらいにはもう流行遅れだったりする。
お歳暮でもらった大量のブランドなタオル類。もったいないからと20年くらい保存して・・・よく見たら一度も使ってないのにシミがついてた。結局、使えない。お客様用とか考えていたのに雑巾行きに。


やっぱりモノは使ってあげないと「もったいない」。お気に入りのものをじっくり使って捨てる。量より質で本当の意味でモノを大切にすること。


「何かのために備える」の「何か」ってなんだ?365日のうち5日しかない来客のための食器がどのくらいの割合であるんだろう?ってその通り・・・
「何かのために備えるのではなく、訪れたその時に考える、だから買って(ためて)おく必要はない」


ハイ、その通り。
捨て魔な私もまだまだ修行が足りませんでした・・・