落ち葉の高野山

弘法大師空海が修行の場として開いた、比叡山と並ぶ日本仏教における聖地』という高野山に緑夫妻に連れていっていただきました。


山をどんどん登っていくと、少ぅしずつ葉っぱが色づいてきて、気温の変化を感じます。比叡山と似てるなぁと思ったのは、山の上にあるってことやその地域一帯が宗教村のようなこと。昔は聖地=行きにくい場所ということで、徒歩で聖地へ向けての修行の旅をしていたのだなぁ、と思うと感慨深いです。


さて、着きました・・・・・・が、・・・・・・サムッ!!! この日は寒くなるって確かに天気予報でもゆってました、そのためにダウンベストも買っちゃったりしました、・・・・・・が!とんでもない寒さ(4℃って・・・)あったかシャツにタートルセーター着てきましたよ、でも冷気が身体に入りこんできます。緑さんがフリースタートルを貸して下さったので救われましたが・・・。
息が白い。
顔が痛い。


ま、まずは 壇上伽藍 根本大塔を。ここに至るもみじの回廊(勝手に名付け)がまた美しい。写真には残せない美しさです。

うろうろと見ていたのですが・・・寒い、んです、ハイ。花より団子、早めのお昼ご飯を頂くことにしました。ごま豆腐に生麩田楽、大豆麦ごはんなどの精進料理♪生麩好き。


その後、奥の院に向かう世界遺産の参道を歩いていくことに。


奥の院弘法大師の御廟と灯籠堂がある。参道には、皇室、公家、大名などの墓が多数並び、その総数は正確には把握できないものの、20万基以上はあると言われている。戦国大名の6割以上の墓所がある。一の橋から御廟までは約2kmの道のりとなっている。』


とありますが、びっくりした。織田信長豊臣秀吉徳川家康明智光秀石田三成、薩摩の島津家、加賀の前田家、その他お歴々の諸大名、赤穂浪士の供養塔、住友からパナソニック、グリコなどの創設者一読の墓など、そうそうたる歴史上の人物の墓だらけでした。太平洋戦争の戦死者の供養塔なども。


残念ながら奥の院はさきほどよりも上にあるため、落葉している木が多かったのだけれど、それがまた侘び寂び的に美しい。バスで戻り、金剛峯寺 をチラ見して、今度は近くの温泉へ。冷え切った身体に温泉の暖かさが染みわたるのではないでしょうか・・・。


金山時味噌、生麩、高野豆腐をお土産に買いました。みんなにはやきもち。運転してくれた緑さんご夫妻、大変にお疲れ様でした。寒かったけど、美しく楽しかったよ〜。