エフェス遺跡→帰国

6:30 起床

早朝からゴソゴソ。アソスで着かれきった希を起こしてしまいました。ゴメンナサイ。本日も別行動で私はエフェスに、希は市内見学に。

8:00 楽ちんセルヴィス

やっぱり一度経験すると余裕です。バスマーネからラクチンセルヴィスに乗って順調にイズミルのオトガルへ。

8:30 エフェスへ・・・あれれ

オトガルからバスに乗り込む。一度経験しているし、昨日と違って今日は近距離1時間だし、余裕、余裕。もぅ絶好調♪と思っていたら、実はエフェスは途中駅。でも『エフェスですよ』とも何も言われなかったため、そのまま通り過ぎてしまう。道路標識だけはちゃんとチェックしてた私、『エフェスへ10km』『エフェスへ1km』表示がなくなったので、「あれ」と気づいてしまいました。でも、まさか?もうちょっと近いところまで連れて行ってくれるのかと思いきや・・・。

9:30 クシャダス着

やっぱり通り過ぎてクシャダスのオトガルまで連れていかれました。

いや、いいんですよ今日もホテルに泊まるんだったら、そっからユルユルとエフェスに戻って少しホテルに戻る時間が遅くなる程度だから。しかし今日は国内線でイスタンブールへ、そっから日本へ帰る日・・・もし時間が遅れたら・・・。

時間がないので焦りまくり。運転手さんに「エフェスは!?」って聞くと首を振るだけ。これはなんとか主張しないと、と思っていると、乗り合わせた乗客で英語のできる子が通訳してくれました。「あなたがエフェスで降りるって言わないからそのまま通り過ぎたらしいよ」・・・って、どこがエフェスか知らないよぉ〜!!!

当然長距離バスだし、せめて数人は観光客が乗っていて有名なエフェス遺跡を見にいくはずだ、エフェスに着いたら降りるはずだ、と思って「エフェスだ!」「エフェスに行くのよ、私!」「エフェスに着いたら教えてよね!」と主張しなかった私のミスでした。

どうしよう・・・と思っていると、運転手さんがクシャダスのオトガルで、エフェスへ向かうミニバスを教えてくれました。とりあえずは戻れそう。だいぶ時間はロスしちゃったけど、しゃーない。

10:00 クシャダスからミニバスでエフェスへ戻る

『10分で着くよ!』って運転手さん言ったくせに1時間もかかった。やっぱり満員にならないと出発しないし、いろんなところで止まるし・・・仕方がないので、美しいエーゲ海のリゾート地、クシャダスの写真をガンガン撮りました。


11:00 時は金なり 

しかも、ここはどこ!?みたいな田舎道にポツンと下ろされまして。タクシーの運ちゃんがいて、頂上まで連れてってくれるというので、乗せてもらいました。ここはちょっと救われたかも。そんなにぼったくられなかったし、道も教えてくれたし。またしても助けられました。だ〜れもいなかったら路頭に迷ってウロウロしたあげく、帰りの飛行機に乗れなかった可能性も。

11:00 灼熱のエフェス遺跡
エフェス=何度も壊され建てられた、様々な時代の都市の遺跡が寄り集まっている遺跡。

さて、9:30すぎに着いているはずのエフェス遺跡入口にやっと到着。はぁぁ。またまた灼熱&ものすごい観光客の数です。バスには一人も乗っていなかったのに、みんな、どこから来たのよ・・・。


とりあえず時間がないので、説明書きもソコソコに、どぁーっと見るが広い。広すぎてわからんですよ。
売春宿の広告もわからなかったし、昔の公衆トイレ(仕切りのない穴の開いたベンチみたいなのにみんなで横並びに座りながら、・・・してたらしい!)見たり、美しい彫刻の施された図書館(の門だけだけど)やアゴラを見て。

自分が古代に時空跳躍したような不思議な気持ちになる・・・

・・・ってそれ朦朧としてるだけじゃないの?
マジ日射病になりそうです。
大量の観光客もソコココの若干の日陰でヘタって座ってました。

12:00 干からびきってミニバスを待つ

ここは・・・みたいなとこで、どこがミニバス乗り場!?とまたいろんな人に聞いて、なんとか数人が待っている乗り場までは辿り着きました。はぁ。

12:30 セルチュクのオトガルでチケット買ってほっ

やれやれ、なんとか着いたよ。イズミルまでは1時間だけど、乗り継ぎとか大丈夫かなぁ?と思いながら降りると、あれっ またミニバス降りる時に昨日の名古屋バックパッカーに!彼は下から上って頂上からミニバスに乗ったみたい。これからまた別の場所にいくらしく、お見送り。

イズミル行きのバスチケットを買えたので、とりあえず待とうか・・・とウロウロしていたら、また『ジャポン?』とあんちゃんに聞かれ『エヴェットゥ(ハイ)』というと『これあげるよ』と自分の食べていたケーキみたいなのをちぎって・・・。断れないので、食べました。非常食。笑

またウロウロしていたら、別のバスショップの兄やんがまぁ、イスでも座れや。と。で身の上話を聞いたり、遊びに来た超イケメンお兄がきたりして楽しくしゃべっておりました。

・・・と、隣のバスショップでおじさんと日本人バックパッかーがもめてるぅ。

「あいつはバックパッカーするならトルコ語とはいわんから、せめて片言でも英語しゃべる努力するべきだ」とおかんむり。もう一度彼が戻ってきたので「日本人?」と聞くと「うん」というので少し助けてあげたけど。

でもちょっと日本語でも感じの悪い子なのよね〜。こういう感じの悪さ、良さは世界共通なのかなぁ。何かがあって機嫌が悪かったのかもしれないけど。名古屋の男の子は感じ良かったし。そういう方がオトクな気がする。

まぁ、私みたいにフニャフニャなのは、今回はラッキーでいい人ばかりに出会えたけど、騙そうと思ったら余裕で騙せちゃったし、ラチられたり、盗まれたり、トラブルに巻き込まれやすいかもしれないし。でも、きっと楽しい気分でいると、楽しいことを引き寄せるのではないかと・・・・。

13:00 イズミル行バス

さて、やっとイズミル行きのバスが出発。さっきの兄弟が、バスの窓の下まで手を振りにきてくれました。なんか嬉しくて感激して涙しそうでした。

14:00 イズミル・オトガル着!

セルヴィス乗り場に。迷いました。セルヴィス出発を待つか、市バスで行くか、タクるか・・・。でも、なんとか14:15くらいに出発したので、ホッ。14:30にバスマーネに到着し、ダッシュでホテルへ。本当は14:00にホテル待ち合わせだったのに、遅くなってしまった私、あと5分待ってこなかったら、希、私を置いて一人で空港へ行こうとしてたのよ、ヒドイわ・・・。

15:00 リムジンバスでイズミル空港へ

というわけで、何度も歩いて今度は慣れた道をダッシュしてリムジンバス乗り場のスイスホテルへ。はぁ。間にあいました。助かったよ。お互いの今日について話し合いながら。

17:10 国内線で

イズミル・アドナンメンデレス空港(ADB)→イスタンブール・アタチュルク空港(IST)

18:30 Kadirと会い、ボレキ

イスタンブールに無事着きました。いやいや今日も何とかなったよね。ってことで、ちゃんとカディルも来てくれたし。夜中のフライトで時間があまりまくってる私のため、2人が付き合ってくれて空港でボレキを。私、ボレキ好きだなー。チーズや肉の入った、パイ。ラザニアみたいな。

彼も天職を求めてさまよってるみたいね。

20:00 搭乗手続き

いつまでも引き止めていても可哀想なのでバイバイして、搭乗手続き。

なぜか花嫁さんが走っていました!


なんだかものすごくさびしく、名残惜しい。
あの『カモ的日本人大好き♪』なフレンドリーさをだんだん感じることが少なくなってきて。チェックインして乗り場のほうに向かうとだんだん日本人率が高くなっていくし・・・。

私も町で外国人を見たらにこってしよう!
助けてあげよう!
私に会った外国人観光客が日本人を好きになるように。

暑い、ノド乾いた(空港は缶コーラが400円もするのでなんか飲めず)、身体が熱い・・・なんどもトイレで身体や顔を水で洗う。

23:40 イスタンブール・アタチュルク空港(IST)→関空へ(KIX

仕事でドイツ滞在していてトランジットだった隣の席の少年にトルコへの思いを語る。(大迷惑・・・?)でも楽しく帰ることができました。

機内食でコーラ〜。
幸せです。
ノドカラカラだったからな。