骨太T4

骨太ストーリー

観てきました!
クリスチャンベールT4。感想は・・・。悪くない。骨太。


『審判の日』の後なので、すべての画面が暗く、色彩がない。さらに、ホッとできる部分がなく、ずっと緊張(うようよT600やらHKやらがいるから)。スナック菓子も口にできないほど息をつめて観てしまう、しんどい映画でした。ストーリーは悪くないけど、「エッこれで終わりじゃないの?」(←T4〜T6は三部作になるそうです。それ見るまでは死ねない)と思ってしまいます。まぁターミネーターシリーズ全般に言えることだけど。


おそらくすべての映画の中で、最多観賞しましたターミネーターシリーズ。
T1&T2合わせて100回以上は観たのではないでしょうか?何が好きといわれると難しいのだけど、悪玉&善玉シュワちゃんとか目的のためだけに生きるサラコナーとか。


でも、T2であんだけ苦労して自己犠牲して完結したように見えたのに、T3は悲しかった。シュワちゃんは衰えが見えて冴えてない。主人公の男の子がイケてない(T2ジョンの数年後とは思えない)、結局「審判の日」は起こる・・・とか、これだけのファンなのに、全然面白いと思えなかった。世間の評価も同様のようで、興行収入的にあまりにサムかったらしく、今回のT4がT2の正式続編、T3は番外編というような位置づけにされてしまったとか。(それもT3製作者には可哀想だけど・・・)


つまり


T1→T2→(ドラマ)→T4→T5→T6 <本筋>
     →T3 <番外編・アナザーストーリー>


ってかんじ。


それだけ今回のT4には力が入ってますマックG監督。チャリエンの監督らしいから、少しコメディな部分を作れる人だと思うんだけど、すべてにおいてシリアス。製作中、クリスチャンベールの監督への暴言がユーチューブにUpされて謝罪したりとかいろいろあったけど、それもひとえにこの作品への思い入れが強いから?なのでしょうか?


ジェームスキャメロン監督T1&T2の、シュワちゃんのおもしろさ、男女愛、親子愛、女性(サラコナー)、子供(ジョンコナー)、機械との友情?などの柔らかな部分が皆無で、男同士の熱い戦いというか、緊迫した世界で生き延びつつ、抵抗するという、まさに戦争映画なストーリーでしたね。


それはそれでよいのですが。


クローバーフィールドとは違う意味で疲れました。