京都御苑

圧巻のしだれ桜。

京都御所、だと思っていたけど、この辺一体は京都御苑と呼ぶそうです。初めて、見学に行ってまいりました。公園部分は誰でも入れるそうなので、お天気だったらお弁当食べたりして気持ちよさそうです。


閑院宮邸跡にて、説明を受けてから、自転車を借りて、みんなで御所内砂利道をサイクリング♪途中であいにくの雨になってしまいましたが。大宮御所、仙洞御所の中を見学。ここで、天皇さんもボートに乗ったりお散歩したりしてるんだな、と思うと不思議な気持ちになります。


幕末時代劇で『禁門の変』の舞台として何度も見たことのある、蛤御門(といってもただの門ですが)も見学。ここで、たった200年ほど前に着物を着て、長州藩だ、薩摩藩だ、と戦ったとは。感慨深いものがあります。


その後、雨の中けなげにたたずむ早咲きのしだれ桜群。白にほんのり桜色の色彩、人間が表現するのは絶対にできない美しさです!

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京都御苑は、江戸時代二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ町でした。明治になって都が東京に移り、これら邸宅は取り除かれ、公園として整備され市民へ開放されました。戦後は国民公園として位置づけられ、御所と一体となった景観を維持しつつ、散策や休養等の場として親しまれています。現在苑内には百年を越える樹林が育ち、旧公家屋敷跡や庭園等歴史的遺構が点在し、古都の中心で特別な空間となっています。
http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/