尾鷲

こぉんなトコロ

友人のおばあちゃまが住んでいるという熊野のそばの尾鷲というところに遊びに行きました。リアス式海岸の美しい景色のところです。その友人はご両親と一緒に先にいっていたため、そのお友達カップルに同乗させてもらい、他にも数名集合。その友人本人以外はみんな初対面にも拘らず、ちょっとずうずうしいか?


でも楽しかった。


行きは関西初・高速。車乗らないしねー。湾岸線というのがこっちにもあるらしいです。彼女は兵庫県の方で、またまたハーフな感じの別嬪さんなのにむちゃ天然で、大阪人の彼にこてんぱんにやられてまして、『これが関西カップルか・・・』というボケ&突っ込みを道中ずっと眺めていました。なんか、関東とは違う感じだなー。


出発が遅かったので着いたのは朝の4時。あまり眠れず。


起きてから近くのキレイな渓谷へ。私は入らないけど、みんなは水着で浅瀬で釣り、深いところで飛込みとかはっちゃけてたな。私はぼんやり森林浴したり水の音を聞いてうたたねしそうだった・・・。


帰ってそうめん。って一人の男子がそうめんでむせて・・・普通『大丈夫!?』とかのはずなのに・・・その子、むせつつ、鼻からそうめんな姿をお披露目(ちなみに私は初対面)・・・こ、これが関西ノリ!?これが、なんでも笑いのネタにしてまおうという大阪人の底力なのでしょうか!?とかなり衝撃を受けまして。


その後おのおの海に釣りに行ったりお昼寝したり。私は近くの熊野古道や神社までお散歩に行きました。森林浴・・・だけど、本気の山道でデカ蜂やデカアゲハにたかられて怖くなって逃げ帰った。海や川ばかりの景色を眺めました。


夜はご両親も一緒に大人数で鍋やらいかのお刺身やら姿焼きやら、酒。ガンガン入ってきます、大阪のおかん。ホントみんな食いつく食いつく、話にオチがないと関東だと失笑で終わるところをガンガン突っ込まれます。


私が関東から来たのをまた笑いのネタにされたり(私たちが『大阪弁しゃべってー』っていって聞いてゲラゲラ、の逆バージョンで、冷たい関東弁で笑いを取ったり・・・ってどんだけー)。


『関西弁は親しみやすいし、人間性もあったかくて好き』という話をしたら、『親しみやすそうで、実はそうではないところが怖いねんでぇ』とのこと。ちょっといまだにどういう意味かはっきりわからないんだけど、要は、表面的には仲えぇで、人懐っこいで、ってなっていても、心の中では「うっとおしい」ということがあっても表に出さない、とか、仲間意識が強いから、その仲間に入ってしまえばいいけど、そうでないと、ただ表面的なノリなだけ、らしい。


私は言葉通り受け取るから、それってすんごい怖いかもー。東京は表面的にわりと淡々としているから、仲良くなったら逆に信用できるような気もするし・・・。ステレオタイプ的に見れば東京は人見知りで、大阪は人懐っこいけど心は・・・ということなのかしら?・・・って、その状況でそんなことを言うって、それって、もしかして、私は実は、仲間はずれって意味!?気づいてないのか!?笑


日曜は、渋滞するので早めに出ようとのことで、近くでBBQをしてからゆるゆると帰り、大阪でうどんを食べて帰りました。笑いっぱなしでお腹の筋肉が大変なことに。また、楽しい飲み仲間が増えたかんじ。不思議と徐々に輪は広がっていくものなのだなぁ。