プライド

終わったーと飲みに行くよりは、家でビデオが観たいと思い、TSUTAYAで借りて帰る。
「邦画のプライドある?」と店員に聞くと、
「キムタクの?」との回答。
「多分彼は出てない。津川雅彦の」で探してもらった。


"プライド 運命の瞬間"
人間が生きている限り、ケンカがある限り、利己的である限り、戦争はなくならない。戦争では、負けたほうが一方的に裁かれる。それが東京裁判戦勝国は何をしても、"戦争中のこと"で片付けられ、戦敗国は戦争中の殺人で裁かれる。東條英樹が死刑になるのも、仕方ないと思いつつ、戦争中は熱病に浮かされたように日本を神の国と崇めていた民衆が、敗戦したとたんにトップが悪かったという、やるせなさ。まぁ、私も渦中にいたら誰かのせいにしたくなっただろうけれど。
ともかく、アジアの批判を受けるであろうこの作品をよく作ったものだと思う。やっと、日本人のプライドを思い出したようでうれしい。日本人の凛とした武士道を感じたなー。



もうひとつは"Anger Management"(N.Y式ハッピー・セラピー→なんちゅう邦題やん)
ジャックニコルソンの話し方っていいなぁー彼はコメディもできるんだね。なんとも味がある。やっぱり人間言いたいことは言って、キレないと。ためてるといけないな。

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